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遅くなりましたが、春闘討論集会の報告です

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2月1日(土)、富山市サンフォルテで「富山高教組・2014年春闘討論集会」が開催されました

 午前の部は、増川委員長の開会挨拶、高堂書記長の春闘基調報告で始まりました。今春闘での富山高教組の課題は「公務員に対する賃金削減攻撃をはね返し、労働者全体の賃金改善を実現すること」、「安倍『教育再生』という『教育破壊』から私たちが築いてきた戦後の民主主義教育を守ること」であると高堂書記長は訴えました。

 続いて、日高教副委員長・坂本次男さんの講演を聴きました。坂本さんは熊本生まれの57歳。山口県の高校で教鞭をとり日高教の中央執行委員4年目のベテランです。演題は「安倍『教育再生』の行き着くところ~戦後レジュームからの脱却=戦前体制への回帰~」。

 「第1次安倍内閣時代と比べると、今の安倍氏は『絶好調』だ。だが、安倍政権は明らかに暴走している。たとえば『秘密保護法』。これは安倍氏の公約には全くなかったものだ」と、まずは現政権批判から坂本さんの講演は始まりました。その後は、グローバル経済の問題点を、「医療・教育・福祉などの『弱者ベース』のローカルな制度が、民営化してグローバルな市場にゆだねられ、潰れている」と指摘。その後、安倍政権の「教育再生」の危険性が語られました。

 「教育再生」の名の下に、首長の権限を強める教育委員会制度改悪、教科書検定制度基準の改悪による教科書のj実質的な「国定化」、道徳の教科化による愛国心教育の押しつけなどが行われています。また、来る4月からの高校授業料有償化は大問題です。更には、教員免許制度改悪による教員統制の強化。これによって、特に若い教員は働きづめになるでしょう。

 このような問題点を坂本さんは、具体的な情報を紹介しつつ、熱く語り続けられました。そして講演の最後に、「社会に希望がなければ、教育は良くなりません」と訴えられました。学校は社会全体との繋がりの中にあります。だからこそ、私たちは社会の欠点を世の中に訴え、そして改めて学校を良くしていく必要があるでしょう。

 さて、午後の部は、参加者が三つの部屋に分かれて「分散会」を開きました。休憩をはさんで2時間半の分散会でしたが、参加者の皆さんは活発に意見を言い合い、和やかな中にも有意義な時間を過ごしました。

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