今年のメーデーは、3年を超えるコロナ禍の影響と歴史的な物価高騰による実質賃金低下がもたらしている貧困と格差の拡大、労働者の生活逼迫の現状を打破する「大幅賃上げ・底上げ」実現と、ロシアのウクライナ侵攻や中国・北朝鮮の「脅威」に便乗する大軍拡・大増税、医療・介護・年金などの社会保障と教育の切り捨てなど、労働者・国民の願いに逆行する現在の政治の転換を目指します。
また、日本国憲法施行から76周年となる5月3日の憲法記念日にあわせて今年も憲法講演会を開催します。岸田政権は従来の憲法解釈を変えて敵基地攻撃能力を保有するとした安保関連3文書を閣議決定し、大軍拡・大増税の道を突き進もうとしています。軍事に依拠することでこの国がどこに向かおうとしているのか、憲法9条の問題にとどまらず、私たちの生活全般がどう変わってしまうのかを新進気鋭の憲法研究者である清末愛砂さんにお話しいただきます。
「働くものの団結で生活と権利を守り、平和と民主主義、中立の日本をめざそう」のスローガンを高く掲げ、第94回メーデー富山県集会で声を上げましょう! 高教組が結集する「日本国憲法をまもる富山の会」と県教組などが結集する「富山県平和運動センター」が共催する憲法施行76周年記念講演会で大いに学び、今後のとりくみにいかしましょう!
1 日 時 5月1日(月)
〈 開場 〉9時 〈 開会 〉9時30分
*集会後のパレードは県庁前公園北西側出入口まで。
(正午前に終了)
2.会 場 富山県民会館 ホール
*高教組組合員は高教組の受付をお通りください。
1.日 時 5月2日(火)
18:30~(開場18:00)
2.会 場 パレブラン高志会館
カルチャーホール
3.演 題 「軍事に依拠する国のなれの果て
-明文・解釈改憲とわたしたちの生活-」
きよすえ あいさ
講師 清末 愛砂さん(室蘭工業大学准教授)
*高教組組合員は高教組の受付をお通りください。
◎両集会とも、詳細および参加希望について、高教組組合員は職場の分会長さんへ、
その他の方は主催者へご確認ください。