書記長日記

大水害と「戦争法案」

先週、北関東・東北で豪雨による大水害が発生した。特に、茨城県・常総市の被害は甚大であり、行方不明の方々の捜査活動は夜を徹して行われている。

私は、若い頃、この常総市の付近で暮らしていたことがある(その時は、まだ、常総市とはなっていなかった)。報道で、石下(いしげ)や水海道(みつかいどう)という地名が流れると、他人事とは思うことが出来ない。その頃、アルバイトで、水海道の塾の講師をしていた。あの時の教え子たちは、もう、50歳前後である。彼ら彼女らは無事だろうか。実に心配だ。

しかし、この大水害の大々的な報道によって、「戦争法案」の審議の報道がかすれている。政府は、今週中にもこの法案を国会で強行採決しようとしている。この憲法違反の動きに対してあげる声のトーンを、大水害で、落としてはならない。

声をあげる活動は、ずっと続いている。この土・日には「9・12スタンディングアピール」と「若者憲法集会とやま」が富山市で行われ、高教組も参加した。本日・月曜日は、「国会前座り込み行動」に高教組から2名が参加している。夕刻の、魚津市での「許すな!戦争法案スタンディング宣伝行動」にも高教組から3名が参加予定だ。

ついに正念場である。「あのとき、あなたは何をしていたのか?」という若者たちの声に応える事が出来るためにも、いま、声をあげ、頑張らねばならないと思う。

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