書記長日記

うだつが上がらない

P1020050専従だって休みたいーということで、昨日・木曜日は全日、休みを取ってドライブに行った。行き先は岐阜県美濃市。目的は、「うだつ」と「美濃和紙」の見学だ。

さて、「うだつ」とは何か。よく、「アイツは、うだつが上がらないヤツだ」などと言うが…。

ネット辞書の『大辞泉』には以下のように記されている。

うだつ《「うだち」の音変化》

(梲)建物の妻にある梁 (はり) の上に立て、棟木を受ける短い束 (つか) 。

民家で、妻の壁面を屋根より高く造った部分。また、建物の外側に張り出して設けた防火用の袖壁 (そでかべ) 。

うだつが上がらない

地位・生活などがよくならない。ぱっとしない。[補説]2を設けたのが物持ちの家だったからとも、「梲が上がる」が棟上げをする意の大工言葉から転じて志を得る意となったことからともいう。

なるほど。さて、実態は右上の写真だ。これは美濃市の旧・今井家住宅で撮影したもの。ここ美濃市美濃町の多くの家々には「うだつが上がって」いる。今井家も「物持ちの家」だったので、実に立派な「うだつが上がって」いた。

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さて、美濃市詣でのもう一つの目的は「美濃和紙」の見学。「和紙」というと、何か古~いモノを思い浮かべる事が多いが、ここ美濃市では、和紙とあかりとを融合させている。左のお洒落ななあかりを包むものが美濃和紙である。

美濃市では、この10月に「美濃和紙あかりアート展」を開催し、ただいま、応募作品を募集中とのこと。このアート展は、今回で第23回目を迎える。

実に誠に、学ぶことが多い美濃市への訪問だった。

私などは「うだつが上がらない」60歳のオッサンではあるが、この「あかりアート展」での美濃和紙のように、少しは渋く光りたいモノである。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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