書記長日記

およそ1ヵ月ぶりの更新です。

あ~、書記長日記が約1ヵ月ぶりの更新になりました。ここ1ヵ月、日記を更新する心のゆとりが全くなく、過ぎてしまいました。

今日は、第4回評議員会の準備のため、オルグから戻って書記局で仕事をしています。ただいま、21:10です。

この1ヵ月の間、いろいろなことがありました。日記に書けること、書けないこと、たくさんありましたが、日々叱咤激励、修行に明け暮れています。

日記に書けることとしては、2月17日~18日にかけて、全教第35回定期大会がありました。ブロックの持ち回りで、今年は富山高教組が議長選出でした。「退任される委員長、副委員長に議長をさせるわけにはいかない」ということで、自分が議長を務めました。大会では、緊急動議もなく、議案に対する修正案や地方提出議案もなかったので、パニックになることはなく、ホッとしました。ただ、全国からの代議員の発言が2日間で64本と多く、時間制限を設けているとはいえ、ベルをチンチン鳴らしても、一向に動じず最後まで用意してきた原稿を読み上げる強者が多く、時間調整が大変でした。すごい強心臓です。

また、2月19日にはCic前で12:20~13:00まで「安倍9条改憲NO!」の共同行動スタンディングアピール行動がありました。委員長と副委員長は、東京にこの日まで居残っていたので、高教組を代表してアピールは自分が行うことになりました。学年末考査が始まっているのか、高校生の姿も見られる中でのアピールでした。高校生2人が署名してくれた姿を見て、嬉しくなりました。以下は、自分が話をした内容です。

組合は「教え子を再び戦場に送らない」という大きなスローガンを掲げている。今、憲法改正、特に9条が変えられようとしている。

私の教え子の中には、自衛隊に入隊し、頑張っている元生徒(教え子)もいる。

今後、憲法9条が変えられて、教え子が殺し殺される危険性が高まってしまうことについては、胸を痛めている。

教師という職業柄、「自分ができないことを生徒にさせる」ことはなかなか言えない。

「自分が自衛隊員であったら、9条の改正はどう思うか」と考える。自衛隊員になったことはないので、何とも言えないが、確実に言えるのは、9条改正を『喜ぶ』ことはないと思う。だから、生徒には「9条が改正されて、殺し殺される危険性が高まる立場になるけど、自衛隊員として頑張れ」とは言えない。

憲法9条を安倍政権の下で、「今どうしても変えなければいけない」という理由が私には分からない。

その昔、大学生だった時に、私の友人が「戦争になって真っ先に戦地に行かされるのは自分たちだ。戦争を始める政治家たちは、戦争には行かない」と言っていたが、まさにその通りだ。

今の憲法9条でいい。自衛隊が明記されない憲法9条でいい。戦争をしないと決めた憲法9条がいい。

といった感じで道行く人々に、拡声器を使ってアピールしました。これも修行の一つです。

 

▲ このページの先頭にもどる

© 2014 - 2024 富山県高等学校教職員組合