書記長日記

賃金確定に向けて…

2週間ぶりの更新です。先週は全教の中央委員会があって、日記を更新することができませんでした。それにしても討論の中で、各県からの報告は「びっくり!」「信じがたい」「理解できない」「えーっ!」と思うようなものがいくつかりました。宮城県では、全国に先駆けて週休日の部活動指導の手当額が見直しとなったこと。部活動のガイドラインで週休日の部活動を4時間から3時間に短縮するよう示したのに合わせて、「3時間2700円」にする条例案が可決され、来年度から適用されるとのこと。「4時間3600円」はなくなるということです。ひどい。また、兵庫では知事が人事委員会に官民比較の調査方法の見直し(改善ではなく、改悪の方向での)を依頼し、結局人事委員会も見直した結果、給料表の改定はなくなったとのことです。ひどい話です。山口では、これまで独自給料表を作成していましたが、国家公務員との均衡をはかるということで、来年度から全人連のモデル給料表を使用することになったようです。しかも、今年の官民比較では、民間の方が1800円高かったにもかかわらず、その1800円のうち現給保障の廃止に伴う影響分が1077円あるから、「1800円から1077円を差し引いた712円の較差を埋める」との人事委員会の説明があったようです。理解が追いつきません。富山県は、「月例給0.17%(616円)、ボーナス0.05月」の引きあげでした。これによって、「平均年間約3万2千円がアップする」と人事委員会は説明していました。現給保障の廃止に伴う影響が、月例給で最大1万1千円、平均でも3500円もあるのに、全然釣り合いが取れません。実態が反映されない今の人事院、人事委員会の調査そのものを見直さなければいけないのでは…と思います。

富山では、賃金確定に向けた県教委交渉が来週から始まります。当分、忙しい日々が続きます。今週は、交渉の準備や分会代表者会議もあったので、子どもには会いに行けませんでした。明日は、お宮参りに行くので、久しぶりに子どもに会えます。ほぼ毎日送られてくる子どもの写真を見ると、どんどん大きく(太って)なっています。母乳をたくさん飲んでいるようです。でも、あまりたくさん飲んで、このまま太っていっても大丈夫なのだろうか…とちょっと心配しています。

 

▲ このページの先頭にもどる

© 2014 - 2024 富山県高等学校教職員組合