書記長日記

読んで下さった方、皆さんに感謝!

こんにちは、TKDです。

今日は3月末日。年度の最終日です。私の専従役員生活最後の日でした。4年間が長いか、短いか、一概には言えませんが、私の中では限界に近いものがありました。そんな中で、現場に戻して下さった方々に深く感謝します。

このブログは、ホームページのどこか一部分でも更新しないと、誰も見てくれなくなると思って書き始めたものですが、でも一体誰が読んでくれるだろうという思いも抱きながら書いていました。でも、何人もの方から「読んでるよ」「楽しみにしてます」と声をかけられ、お調子者の私はそれを励みに書いていました。驚いたのは、ドキュメンタリー番組「みんなの学校」のディレクターの方からメールをいただいたこと。その感激は今も忘れません。また、昨日、2つ隣の県の高教組の書記の方からメールをいただきました。これまた感激しました。

専従を務めた4年間の多くの部分が、安倍政権と重なっていました。その暴走に翻弄された日々でした。権力者から、良識や倫理や抑制心が失われた時、もっと言えば、権力者が理性や知性を軽んじた時、どのようなことが起きるか、目の当たりにすることができました(安部ちゃんは凄い!)。教育、平和、民主主義、経済そして憲法…あらゆるものが脅かされ、それへの対抗に力を割かれました。これからも、安倍的なるものとの闘いは続くと思います。対抗する力は、おかしいことはおかしいと声をあげること、そして周りと結びつくことだと思います。明日からの学校現場でも、そのことを心がけようと思っています。

最後に、私がこの1年あまりの間に読んだ本の中で、絶対お薦め本を何冊か紹介します。いずれもこのブログの中で紹介したものなので、詳しくはそのページを見て下さい。

『ブラック企業 日本を食いつぶす妖怪』今野晴貴(文春新書)

『永続敗戦論』白井聡(太田出版)

『キャリア教育のウソ』児美川孝一郎(ちくまプリマ―新書)

『来るべき民主主義』國分功一郎(幻冬舎新書)

『日本の奨学金はこれでいいのか 奨学金という名の貧困ビジネス』(あけび書房)

『九月、東京の路上で 1923年関東大震災ジェノサイドの残響』加藤直樹(ころから)

『憲法の「空語」を充たすために』内田樹(かもがわ出版)

『アは「愛国」のア』森達也(潮出版社)

『放射線を浴びたX年後』伊藤英朗(講談社)

『日本はなぜ、「基地」と「原発」を止められないのか』矢部宏治(集英社)

では、私の書き込みをこれで終わります。読んで下さった全ての方に感謝します。ありがとうございました。これからも、富山高教組のホームページをよろしくお願いします。

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