大学時代からの私の古い友人は、「その後の旨い酒を飲むために、いま現在の学問や仕事を頑張る」と言っていた。いまの私も、そのような心境だ。
定期大会は迫っているし、それ以外の日々の業務もある。いま現在の仕事量をのみ思うと、確かに圧倒されそうだ。だが、10数年前から私は、「何事も、最後には、なるようになるさ~」の「ケセラセラ精神」を身に付けたので、大丈夫だ(多分)。
「この仕事を完璧に遂行するために、頑張る」と、仕事を「目的」として設定してしまうと、なかなかに辛い。しかし、「目的」ではなく、「他の○○のために、(いまは、まあ)、その仕事を頑張る」という感じで、仕事を「手段」と考えると随分と楽になる。私の場合は、「その後の旨酒を味わうために、いまの(少し大きな)仕事をする」という感じか。
古来、祭には酒は付きものなのだ。こう思うと、少し楽しくなってきた。「ケセララセラ精神」の下、もう少し踏ん張ってみよう。