昨日・木曜日夕刻、富山駅前で「日本国憲法をまもる富山の会」の一員として、街宣行動を行った。当然ながら、「戦争法案反対!」の行動である。増川委員長、中川書記次長も参加し、宣伝者は10名となった。
私は、約2年振りで、マイクを持って「演説」を行うことになっていた。上手く喋ることが出来ないので、アンチョコの原稿を持参した。
し、しかし、マイクの到着が遅れ、私の「演説」の時間が無い!哀しく、ティッシュ配りのみに従事し、帰宅した。
やや悔しいので、以下に、予定原稿を掲載する。
★憲法富山宣伝行動での訴え(15年7月9日:高木予定原稿)
ご通行中の皆さん、お疲れさまです。私たちは「日本国憲法をまもる富山の会」のメンバーです。本日は、「憲法9条をまもり、『安保関連法案』、すなわち、『戦争法案』に反対しましょう!」の訴えと署名を行っております。
ご承知の通り、安倍政権は、「集団的自衛権の行使容認を柱とする安保関連法案」を、来る16日にも衆議院本会議で採択しようとしています。しかし、この法案に対して、憲法学者の9割以上が「憲法に違反している」と判断しています。
いま、安倍内閣の支持率は大きく低下しています。7月上旬の毎日新聞の世論調査によりますと、「支持は42%、不支持は43%」と、ついに、不支持が支持を上回りました。
さらに、政府・与党が衆議院通過を急ぐ「安保関連法案」については、国民への説明が「不十分だ」との回答が81%にのぼり、会期を延長した今国会で安保関連法案を成立させる方針にも61%が「反対」と答え、「賛成」は28%にとどまっています。
国民の声も、各地で、大きくあがっています。
★今月初めに、東京・渋谷で中高生に「戦争法案」についてアンケートを行った大学生は、「最初は『賛成』、『分からない』と言っていた中高生も、説明すると『武力行使はだめ』『戦争は、やはりいやだ』と意見を変えている」と報告しています。
★また、東京の主婦は、「この『戦争法案』をつぶすまで路上に出て歩き続ける。小学生の息子が大人になったときに、「お母さん、あのとき何してたの」と聞かれて目を見て答えられない母にはなりたくない」と声をあげています。
★さらには、元陸上自衛隊員は、「安倍自公政権がろくに議論せずに『戦争法案』を成立させるのは、法治国家としてめちゃくちゃだ。保革の枠を超えて、『戦争はだめ』と言う人が力を合わせよう」と訴えています。
皆さん、私たちは戦後70年間まもり続けてきた日本国憲法9条の平和尊重の精神を、いまこそいかし、安倍政権に対して「NO!」の声を大きくあげましょう。
そして、若者たちを、絶対に戦場に立たせないようにしましょう。戦後、日本の教職員組合は、「教え子を再び戦場に送るな」の誓いのもと、平和教育を進めてきました。いまこそ、全ての労働者・国民が団結して、声をあげる時です。どうか、この「戦争法案」と「安倍政権」に対して「NO!」の声をあげ、憲法9条が掲げ続けてきた「平和の精神」をまもり続けるために、署名をお願い致します。
私の「演説」の出番は、8月10日(月)17:30からの次回の富山駅前での街宣行動になるらしい。その時は、情勢が変わっているはずで、この原稿は使うことが出来ないだろう。
また、考えなくてはならない…。トホホであるが、勉強にはなる。また、頑張ろう。