本日・月曜日は、誠に暑い日であった。梅雨から一気に盛夏に突入したかのような感がある。７月上旬の、薄ら寒い状態がウソのような日となった。
しかし、思い返せば、私が子どもの頃は、「夏とは、全くもって暑いモノ」と決まっていた。エアコンなどある訳もなく、せいぜいが扇風機。水を浴び、川に入り、林に涼を求めた夏休みだった（今から思い返せば、かなりの「原始人」感覚か）。宿題が出来たのは、せいぜいが午前10時くらいまでだったか。その後は、暑くて宿題どころではなかった。
現代は機械が発達して、猛暑の中でも涼しく勉強や仕事が出来る。学校の教室にエアコンが入ってから、夏の授業時間はかなり延びた。だが、本当に、それがいいことなのだろうか。私のようなムカシ人間は、期末考査終了後の７月に午後まで授業を行うなど、信じる事が出来ないし、行う事も出来ない。
全ては慣れだーとは思う。しかし、変な方向に慣れていく事はよろしくないだろう。暑さのせいにして、夏は、早く帰ろう。それが夏の役得の一つだと思っている。
