また、週初めの月曜日が巡ってきた。夏も終わりに近づいている。
さて、先週の金曜日から、支援学校の組合員へのオルグが始まった。本日・月曜日は、専従4名で5校を廻る。支援学校には、支援学校独特の課題がある。それらを聞いて、何らかの対応策を考えなくてはならない。
ところで、私の初任校は富山ろう学校(現在の、富山聴覚総合支援学校)だった。小学部5年生4名の担任からスタートした。
当時の学校は呑気なモノで、夏休みが始まる前に教頭から「夏休み中は,緊急の用が無い限り、学校には来ないように」と言われた。また、1月末には「厳冬休業」という制度があり、3日間ほど学校はお休みになった。
ところが、いつの間にか、支援学校の勤務態勢はキビシくなり、困っている教職員が増えたと聞く。これではいけない。私の体験から、ゆったりとした心を持たずして、支援学校で真っ当な教員は務まらないと思う。
33年前に初めて担任をした、ろう学校の小学5年生の連中は、もう既に45歳ほどになっているはずだ。彼ら・彼女らとの出会いが、私の教員人生の始まりだった。支援学校には、本当に思い出が深い。だからこそ、今回のオルグも、しっかりと行いたいと思う。