ついに長い連休が終わった。
この連休中は、土曜日に「実習助手採用試験対策講座」に、日曜日に「県民におくる夕べ」に参加した。また、連休最後の水曜日に映画『望郷の鐘』を観た。
「県民におくる夕べ」の講師、重松清氏は「大きな言葉ではなく、身の丈の私の言葉を話すこと」を説いた。現政権のやっている数々の暴挙に対して、国民のそれぞれが「私の言葉」で自らの本当の想いを語るならば、それは、いずれ「大きな言葉」にまで成長するはずだ。土曜日の「実習助手採用試験対策講座」では、参加者が、職場での困難を、正に「私の言葉」で語り合った。その言葉は実に重かった。「自らが本当に困っていること」「自分が本当に言いたいこと」に関わる言葉の力は、実に大きい。
さて、映画『望郷の鐘』は、誠に真面目な作りの映画であった。映画の冒頭に出た「国家が総力を挙げて作り上げる大きな嘘は、いつの時代でも見破ることは容易ではない」という字幕が印象深い。現政権が築き上げようとしている「嘘」もまた、これを放置すると、「見破ることが容易ではない嘘」に成長する。だからこそ、いま、この「嘘」に対して声をあげなくてはならないと思う。そして、その声は、「私の言葉」から発される声でありたい。
こんなことを思った連休であった。さてこれから、評議員会が始まる。しっかりと臨もうと思う。