本日・土曜日、実習助手採用試験対策講座(別名、実教コブシ塾)の第2回講座を行った。10名の受講生が集まった。
まずは作文講座。これは、私が担当した。作文や小論文初級の講義は、かなり好きな方だ。高校現場でも打ち込んでいたなあ。『発想法をきたえる小論文』(数研出版)という名の小論文ドリルを私が書いたのは、もう12年以上も前になる。これは、とても残念なことに、全然売れず、初版で絶版という運命をたどった。しかし、いま読んでも、結構「イケている」と思うのだが…。まあ、いいか。ここで打ち立てた「小論文理論」を使って、今回も講義した。
後半の筆記試験対策講座は、とてもよかった。執行委員と実教部員の協力者3名が、それぞれの教科の過去問を分析し対策を説明した。う~ん、分かりやすい。久々に、「学校での良い授業」を聞いた思いだ。受講生も大いに満足した。
この講座も、今年が3年目となる。いまでは、富山高教組・実教部が頑張って協力してくれるので心強い。最終回は11月14日(土)だ。終了後は、現役の実習教員と受講生の、恒例の懇親会も行う。よっしゃ、頑張ろう。
若い人々との学び合いは、本当に楽しいものだ。「教うるは、学ぶの始め也」と言う。教える事を通して自ら学んだ事どもを、これからも我が身の「財産」としたい。