この土・日と福井県越前市に行き、中部・東海・北陸ブロックが集まる学習交流会に参加してきた。越前となれば、やはり、越前海岸は観ておきたい。集会前に冬の日本海をじっくりと眺めてから、武生の会場に到着した。
交流会で他県の報告を聞くと、「ほお~、そうなのか」と見聞が広まる。地域手当も、ほとんどの県が一律支給である。それは、もう、「理の当然」の感を受けた。
さて、この地域手当に関して、石川から次のような報告を聞いた。
★地域手当(金沢と内灘に3%)支給地から非支給地へ異動した場合、激変緩和のために「2%→1%→0%」の対応をしている。
石川は、数少ない「非一律支給」の県である。しかし、この「温情」!やや笑ってしまった(失礼)。ここには、一部地域だけ支給の「後ろめたさ」が現れている。
もはや地域手当は、地方公務員に於いては「県内一律支給」が全国の主流である。私たちは、「富山県」に勤めた訳であり、県内の異動を前提に働いている。一部の地域勤務者のみに「手当」が支給されれば、当然ながら他地域勤務者から不満が出るし、県内全域での異動に支障が出るのは当たり前だ。このような当然の意見が、なぜ通らないのか。この地域手当問題、「決して諦めず、とりくみを継続したい」と改めて思った集会参加だった。