昨・18日、遅いお盆休みを取って越後と信濃の山へ行ってきた。妙高・黒姫・飯縄の3高原を巡り、晩夏を堪能した。そこで観た二本の滝を紹介したい。
赤倉に向かって不動橋を渡って100mほど進んだ道路脇から撮影した。
以前はもっと大きく、「大滝」と呼ばれていたのだが、現在は土砂で滝壺が埋まってしまい落差は20mとなっているとのこと。滝壺までは遊歩道で行くことができ、滝壺の脇には眼病に効くといわれる大滝不動尊が祀られているが、そこまでは行かなかった。
道路脇から観ても、緑の渓谷に落ちる誠に勇壮な滝である。「これは佳い滝を観た」と満足しつつ赤倉温泉に到着。ここでは、近年有名になった「赤倉観光ホテル」を見学して先に進む。
さて、左の滝は「苗名(なえな)滝」。新潟と長野の県境の関川に落ちる落差55mの滝である。「日本の滝百選」にも選ばれた有名な滝だ。駐車場から約15分ほど山道を歩いて到着した。
妙高市観光協会のHPによれば、「滝のもっとも美しい季節は、春の雪解けと10月中旬頃の紅葉のとき」とのこと。
かなり多くの観光客が来ており、それにも吃驚した。
「滝落ちて群青世界とどろけり」(水原秋桜子)ー夏の自然は、やはり素晴らしい。