本日の高教組HPトップの「お知らせ」欄に、本年度の「実習助手採用試験対策講座(愛称コブシ塾)」開催の情報を掲載した。
さて、「この講座の愛称が、なぜコブシ塾なの?」という質問をこれまでに何度か受けた。そこで、その経緯を記したい。
私は2013年から2年間、『富高教情報』の編集を担当していた。その時に書いたコラム「春夏秋冬」(2013年5月10日付)に以下のように認めている。
職場に若い人が増えると、実に活気が出るものだ。本年度も多くの若い教職員が、各校の現場に入った。若さとは眩しいものだ▼ところで、「若い人」と一口で言っても、その中には、正規の教職員と非正規の教職員がいる。非正規の方々には、ぜひ、本年度の教員採用試験でハレの合格を獲得して欲しい▼富山高教組では、やや遅ればせながら、本年度から、まずは、夏の教員採用試験のための「試験対策講座」を開設する準備を進めている。組合員も未組合員も、自由に受講できる。この講座の愛称は「コブシ塾」。辛夷の花のコブシだ▼なぜ「コブシ」なのか。花言葉は「友情、友愛、歓迎」だ。受験勉強を皆とともに深めることで「友情」を培ってもらいたいという願いから名付けた。さらには一人でも多くの若い方々が組合に入ってくれることを「歓迎」したいという思いも込めた。くわえて、拳(コブシ)は組合活動の一つの象徴でもある▼独りで学ぶ意欲は大いに大切だが、皆とともに「学び合う」という姿勢も実に大切だ。そもそも学校とは「学び合う場」ではなかったか▼生き生きとした「学び合いの場」を作るために、このコブシ塾を成功させたいと願う。
という感じだ。
今後も、このコブシ塾をさらに発展させたいと願っている。