書記長日記

晩秋剱岳

今日・日曜日は、温かな秋日和となった。今日は一日、全く組合の仕事は行わず、家で呆けて過ごしている。日当たりのソファーで寝ていると、昨日の「日だまりのネコ」ならぬ「日だまりのオッサン」である。

午後に、余りにも剱岳が美しいので写真を撮った。やや呆けた感じであるが、実物は誠に綺麗だった。

『万葉集』の大伴家持の歌に、

立山(たちやま)の 雪し来くらしも 延槻(はひつき)の 河の渡わたり瀬 鐙浸つかすも

 という一首がある。「延槻(はひつき)の河」とは現在の早月川。また、ここで言う「立山」とは、この剱岳のことらしい。

万葉の昔から、我が上市町の剱岳は雄々しかったのだろう。この霊峰を眺めつつ、今日はノンビリと過ごしたいと思っている。

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