書記長日記

失敗力

先の日曜日は、私の通っている詩吟教室の新年合同発表会であった。ここで私は真山民の五言律詩『山中の月』を吟じた。

新年の初稽古では、既に小欄で報告したように、大失敗をした。「少し上達したぞよ」という慢心で、私は、この年末・年始の間、吟の練習を怠っていた。その結果の初稽古での大失態だった。その後、これを大いに反省し、2週間、ほぼ毎日練習を重ねた。

発表会での吟は、点数を付ければ80点ほどか。最後に声が割れた部分があった。しかし、概ね練習通り吟じる事が出来たように感じた。終了後、師匠が褒めてくれたのが嬉しい。

今回、何とか吟を成功させる事が叶った原動力は、何と言っても新年最初の稽古での失敗だった。この失敗が「はずみ」「契機」となって、吟の練習を促進した。このような失敗の力を、私は「失敗力」と呼びたいと思う。詩吟に限らず、何事においても「失敗から学ぶ」という姿勢が大切だ。それが未来に繋がる。既にいい歳になっているのだが、まだまだこの世には学ぶ事が多いものである。

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