書記長日記

最後の日記

これが、私(高木)の最後の「書記長日記」となる。長いような、短いようなこの2年間であった。本日記は、原則週2回、月曜日と木曜日に掲載してきた。いま読み返すと、その折々の状況が鮮やかに蘇る。

4月からは、副委員長として新たな任務に就く。再び『富高教情報』の編集を行うのが楽しみだ。既に原稿依頼などをチャッカリ行っている。また、1年間を通して分会に毎月1回は訪問し、主に「各職場の多忙化の実態と原因」を語り合いたいと願っている。

さて、私事に亘るが、明日・3月31日をもって私の妻が退職する。講師時代を含めると実に38年間も本県の学校に勤務した。教諭としての新任校は中学校だった。中学校は、当時も今も、なかなかに大変な職場である。よく頑張ったと思う。その後、支援学校、定時制高校などを経て、最後は滑川高校であった。今の私があるのは、その大部分が妻のお陰である。私の若い頃は毎晩帰宅が遅く、子どもの世話の一切を妻に押しつけていた。赤面の至りである。そのような私が、今は「多忙化解消!」を叫んでいるのも、妻への懺悔と我が身の反省を基にした組合活動の「成果」か?

最後に、この日記をご愛読頂いた皆様と、そして我が妻への感謝の想いを心から述べて、本欄を去りたい。しかし、「去る」と言っても「お別れ」ではない。4月からの新たな場での活動を約しつつ、「さよなら」の言葉を述べたいと思う。長い間、本当に有り難うございました。

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