今週、県労連で「2017わくわく講座」の最終回がありました。「わくわく講座」とは、労働組合に初めて関わる方への学習会のようなものです。毎年、富山高教組では執行委員に選出された方々に受講してもらっています。今年は、岡山学習協事務局長の長久啓太さんが講師となって、7月、8月、10月、そして11月の4回に渡って、労働組合について分かりやすく解説していただきました。
学習の内容もさることながら、今回特に印象に残ったのは、参加者の交流です。民医労の若い女性の方が「先輩から労働組合に近づかない方がいい」と言われたそうですが、「医労連の全国青年交流集会に行った時に、すごい楽しかった。労働組合が楽しいってことをみんなに広げたい」と話しました。その話を聞いて、自問自答します。今まで自分は労働組合に関わって「すごい楽しい」と思ったことはあったけ?…ん~…、思い浮かばない。「楽しかったな」ぐらいの思いはあったような気がしますが…。
また、民医連の専従の方の話も印象的でした。「専従がしかめ面をしていてはダメ。専従は楽しい顔をしていなくちゃ」との言葉に、やはり自問自答です。自分は、常に悲壮感を漂わせて仕事しているよな。特にここ最近は…。これではいけないと思い、ちょっと「専従は楽しい」と口に出してみました。……違和感を覚えます…。でも、「専従は楽しい」と口癖のように言っていれば、そのうち脳が騙されて、楽しくなるかもしれません。そうなれば、自分の姿を見て「自分も専従になってみようかな」と思ってくれる人が現れるかもしれない…、そんなことを想像した「わくわく講座」最終回でした。