書記長日記

賃金確定最終交渉が終わって

 今週は、3月から続けてきた「賃金闘争」の最大の山場、賃金確定最終交渉がありました。県教委から国の動向が不明瞭という理由で、「月例給・一時金」といった人勧部分の一番大きな提案がないままの交渉でした。参加者から「この交渉をやる意味があるのか」という発言がありましたが、まさにその通りでした。それでも「人勧を最大限尊重すること」を前提に交渉を続けました。最終的には「勤務時間の割振り変更の取得期間の延長・対象業務の拡大」や「産・育・病休代の夏季休業中の任用の1日延長」等の前進回答を引き出せたことで「妥結」しました。が、その裏には「現給保障の廃止」を飲むという苦渋の決断がありました。今まで交渉の最前線で窓口を行ってきましたが、やり残してきたことはなかったのか、もっと何かできたのではないか、もっと違うアプローチをしたら結果は違っていたのではないか、といろいろと自問自答しました。現場にいた時に、卒業生を送る際に感じた思いに似たものを感じました。

 賃金確定最終交渉が終わった翌日が、第3回評議員会。

 ドタバタした2日間が終わって、ようやく一息つけると思った金曜日。4役会で「とやまめっ!」の参加状況を聞かれ、「ほとんど来ていない」旨を答えると、参加を増やすためのとりくみを!と重い宿題が出され、急遽、青年部の三役会、役員会を開催することにしました。さらに、県教委から「退職金の引き下げ」について提案を受け、交渉日時の調整などバタバタし、抱えている仕事が一向に進まない1日を過ごしました。

 ジックリ落ち着いて仕事ができないのは、ストレスがたまります。

 先日、11月と12月の土日の仕事予定をカレンダーに書き込んだら、奥さんから「離婚だわ…」と言われてしまいました。ということで、明日は何が何でも休んで奥さんの機嫌をとらねばなりません。今日は、富山支部教研で、終了後に飲みに行くことになっていましたが、急遽、不参加とさせてもらい、たまっていた仕事をしました。

 ようやく、最低限の仕事を終え、とりあえず月曜日を迎えることができるところまできたので、今週はこれで仕事納めとします。

 では、よい週末を!

 

 

 

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