終わりました・・・賃金確定、妥結しました。13日の交渉・・・、自分自身、最後まで本当にどういう結末になるか分かりませんでしたが、交渉参加者に背中を押してもらい、最後に「勤務時間の割り振り変更の対象業務の拡大」を一つ引き出すことができて、妥結となりました。
今年の賃金確定交渉は、月例給・一時金ともプラス勧告で、特に県教委からマイナスの提案がある訳でもない中でのたたかいでした。県教委は当初から「お金が絡む要求は困難」「2020年度からの会計年度任用職員制度の実施に向け、今年度非正規教職員の待遇改善は困難」という姿勢でした。高教組は、現給保障廃止の影響で実質賃下げとなっている状況を交渉で明らかにしつつ、人勧通りの提案は賃下げ提案と受け止め、その埋め合わせを要求してきました。しかし県教委は「人勧制度は尊重したい」と見解は平行線でした。そんな中で、「一定の成果があったことで妥結となりました。
少し時間が経って冷静になってきました。冷静になればなるほど、県教委が「2つの作文を廃止」(詳細は号外をご覧下さい)を決断したのは、すごいことだと感じています。「ある」ものを「なくす」のは、ある意味、新しい権利を獲得するのと同等の重みがあるのではないかと感じています。「ある」ものを「なくす」ことは簡単なようで、実際は難しいことです。それは、これだけ教職員の多忙が叫ばれている中でも、職場での業務改善となるとなかなか進まない実態があるからです。県教委もおそらく「意味のあることだから」「必要だから」という理屈で「残す」ことだってできたはずです。それを踏み込んで「なくす」という決断をしたことには、個人的にはすごく評価しています。県教委が率先して「意味のあることだけど、なくしました」というメッセージを打ち出したことは、大きいと思います。これを機に、各職場で「意味のあることだけれど、やめることはできないか」という視点で、議論して業務改善が進めばいいな、と思っています。
さて、昨日は書記局で「お疲れ様会」をしました。自分は、先週の金曜日に嫁さんと娘がアパートに帰って以降、娘をお風呂に入れることが日課となったので、飲まずに参加し、1次会で帰りましたが・・・。娘をお風呂に入れている間だけがある意味、2人だけの空間・時間なので、一生懸命語りかけています。というより、洗脳しています。「パ」、「パ」と何度も娘の目を見ながら語りかけ、何とか「ママ」と発語する前に「パパ」と言わせようと目論んでいます。