2週間ぶりの更新です。先週は、全教の全国委員長・書記長会議があり、更新できませんでした。
さて今週は、「県費によるエアコン設置」に関して大きな動きがありました。11月28日の県議会で上田県議(自民)の「これまでPTAのみなさんに設置していただいた高校との公平性の確保にも留意しながら、公費による空調設備の設置を急ぐべきと考えるが、知事の所見を伺う」との質問に、石井知事は次のように回答しました。「私としては、生徒の学習環境の確保、そして高校教育の充実の観点から、必要ではないかと考えており、教育委員会と連携して、これまでPTAのみなさんに設置していただいた高校との公平性の確保にも留意しながら、また、国の来年度予算編成等を十分見きわめながら、ご提言も踏まえ、公費による空調設置の推進について、検討してまいりたいと考えている」
知事の「国の来年度予算編成等を十分見きわめながら」という部分、今後のスケジュールや予算規模など何も具体的なことは明言していないことに、一抹の不安を感じます。がしかし、これまで「公平性」を盾に「県費によるエアコン設置」がなかなか前に進んでこなかったことを考えると、大きな前進です。この間、高教組は県議会のすべての会派に「県費による普通教室へのエアコン設置」「維持費を保護者負担ではなく、県費で」等を働きかけてきました。もちろん、県教委交渉でもずっと要求し続けてきました。それが、ようやく「一歩前へ」前進しました。生徒の命と健康を守るため、同時に教職員の命と健康を守る上でも大きな、大きな前進です!!今後、県教委交渉・窓口で取り上げ、来夏までに間に合うよう求めていきます。また、これまでPTAが設置してきた高校との公平性、維持費の県費負担も含めて、要求を強めていきます。