書記長日記

お気に入りの作家

こんにちは、TKDです。

昨日は退職者と語るつどい。退職された8人の方が参加してくださり、私たちに言葉を残してくださりました。詳しくは富高教情報の5/10号をご覧ください。

よるのふくらみさて、今日は1日休み。読書などごろごろしていました(部活等で働いていた方、申し訳ありません)。好きな作家はいろいろいますが、作品が出るごとに買うことにしている作家は2人しかいません。1人は伊坂幸太郎で、単行本を買い、さらに文庫化されるとまた買います(贅沢ですね)。もう1人は誰か。それは窪美澄です。3年前にデビュー作の『ふがいない僕は空を見た』を読み、感動し、それ以降、単行本が出るごとに買って読んでいます。『晴天の迷いクジラ』『アニバーサリー』……。どの作品も、人間のみっともなさ、情けなさを描きながら、その描き方にいとおしさが溢れています。人間存在への無条件の肯定が伝わってきます。そして最新作『よるのふくらみ』もまた同様です。『ふがいない僕は空を見た』は映画化され、文庫にもなっています。ぜひ、手にとってください。…ちなみに出だしはとってもエロいです。

また、昨日からNHKで『ロング・グッドバイというドラマが始まりました。レイモンド・チャンドラー原作のドラマ化で、舞台を50年代の東京に移しています。脚本は渡辺あや。朝の連ドラ『カーネーション』の脚本を書いた人で、2年前の教育のつどいで全体会の講演を務めてくれました。中学校の教員だった父親のことを語ってくれたのが印象的でした。新しいドラマも注目です。

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