こんにちは、TKDです。
いきなりですが、私が定期購読しているDAYS JAPANという月刊誌の編集長が交代しました。この雑誌を創刊したフォトジャーナリストの広河隆一さんが退任し、30代の女性が就任しました。その第1号がどのような内容で出てくるか楽しみにしていましたが、表紙に度肝を抜かれました。そして、さすがだと思いました。特集は2つ。1つめは「慰安婦が見た日本軍」。タイムリーな話題です。2つめは「福島100ミリシーベルトのウソ」。疫学の第一人者である岡山大学の津田敏秀教授に広河隆一さんがインタビューしている内容です。どちらも深い内容ですが、特集1について紹介します。
3部構成になっています。1番目はインドネシアで慰安婦にさせられた女性たちの顔写真と証言が並べられています。驚くべきは多くの人が13歳くらいで慰安婦にさせられていること。一番若い人は10歳で、です。2番目はフィリピンで、これまた14歳で慰安婦にさせられた女性の証言と、その時の様子を描いたキルトや絵本。3番目は慰安所に軍部が関わっている証拠文書の数々。朝日新聞の誤報を機会に、これ幸いとばかり従軍慰安婦の強制制そのものを否定しようとする論調がはびこっていますが、これでも藤岡信勝やそのお仲間は「戦地に遊郭があっただけだ」などと言うのでしょうか。DAYSの表紙の女性の目は、その欺瞞を見据え告発しているかのようです。