こんにちは、TKDです。
今日は、某民放のテレビ局の記者さんが書記局を訪れました。アホたれ財務省が小1のみで定められている35人学級を40人に戻したらいいと言っている件で、取材に来たのです。まさしく教育全国署名の最終集約日が迫る中、タイムリーな(いや、少し遅いか)テーマでの取材です。約2時間、書記次長と私と3人で話をしました。まだ入社3年目の若い記者でしたが、いい感性を持った方で、これからも教育のことを重視して追っていきたいということでした。取材をまとめたものは、来週木曜の夕方のニュースの中で流れるそうです。見れたら見てください、って言っても勤務時間を過ぎてはいるものの、ほとんどの組合員はまだ働いていますね。私も、家族に頼んで録画してもらおうかな。
さて、先週の木曜の朝日新聞には毎月楽しみにしている「論壇時評」が載っていたのに、このブログで話題にしていませんでした。つまらなかったのか、って、そんなわけはありません。しっかり影響を受けています。中で取り上げられていた安田浩一さんの「外国人『隷属』労働者」が載っている「G2」第17号と、同じく「石橋湛山のアジア認識に学ぶ」が載っている『週間東洋経済』9月27日号を買って、週末に読みました。どちらも面白かったです。特に、安田浩一さんの作品は、アジアなどから「実習生」を連れてきて安価な労働力として使い倒す「外国人実習制度」の実態を取材したもので、以前から問題を感じてきましたが改めて人身売買に近い制度を国が定めていることに怒りを覚えました。同時に、両誌に載っている他の作品や記事にも見るべきものがありました。『週間東洋経済』のこの号は、「ビジネスマンのための歴史問題」を特集。その中で「アジアの歴史問題 米国からの視線」というたった2ページの記事がありました。マイケル・グリーン他2名の米国の識者が歴史問題に対する日本のとるべき態度を語っていますが、いずれも日本政府の歴史修正主義的な姿勢を批判し、うち2名は元慰安婦への支援や保障が必要だと説いています。また、『G2』には「最強コーチ軍団『チーム・ブライアン』と羽生弓弦」。羽生選手を支えるブライアン・オーサーを中心としたコーチ陣もすばらしいが、羽生選手自身の意識の高さに驚かされます。ユズルファンは一読を。