書記長日記

残念

こんにちは、TKDです。

11月6日に書き込んだ某民放の取材。今日、番組が放送されました。結論を言うと、残念! BBTの夕方のニュースで放映されたのですが、財務省が35人学級を40人学級に戻す方針を出したのに対して、県内の小学校の様子と保護者の声などをまとめたものです。

藤ノ木小学校の校長は「今さら40人に戻すのではなく、少人数学級を広げてほしい」と述べ、小矢部市の小学校では市の判断で31人以上のクラスには支援教員を配置しています。学力テストの成績のよい秋田や福井では少人数学級が進んでいることにも触れています。ところが、その後に富山市の堀川小学校が少人数にこだわらずに子どもたちの個性を活かした教育をしていることを時間をかけて報じている意味がわかりません。教員は、人数が多くても変わらないと言っているのですが、その小学校のクラスの人数が何人で、教員はどのような配置になっているのかは報じられません。保護者も、堀川小の教育を続けてほしいと言っているだけで、クラスの児童数の話はしません。最後に、富山大学の人間発達科学部教授が映りますが、子どもの数だけではなく、幼児から大学までの流れを見通した論議が必要、という当たり前だけどピントのずれたコメントです(教授のレベルが低いのか、それとも切り取り方が悪いのか)。

これを見た視聴者は、どう感じたでしょうか? もともとこの問題に関心のない人は何も感じなかっただろうし、関心のある人にとっては隔靴掻痒の感が残ったと思います。記者と話したときはセンスのいい記者だと思ったのですが、編集の過程で何があったのか。

とにかく、残念!

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