書記長日記

福島に行ってきました

こんにちは、TKDです。

福島から帰ってきました。生協連の企画の福島ツアーに書記局で応募し、1泊2日で行ってきたのです。移動時間が長かったものの、それでも現地の人の話を聞き、被災地をこの目で見ることができ、良かったです。3.11以降の生協の継続的な支援。子どもたちの保養の大切さ。福島を離れる人と福島に残る人との分断。泊まったホテルは14階建ての大規模なものでしたが、震災まで140人が働いていたのに、今は18人で維持しているそうです。そのホテルの経営者は、ふよう土2100というNPOの会長でもあり、県外の人の被災地への案内や、仮設住宅に住む障がい児の一時預かりなどの活動をしておられます。そして、いま1418605264639だに津波のあとのがれきと壊れた家が放置されている富岡駅周辺。桜の名所、夜ノ森には人影がありません。持参したガイガーカウンターは楢葉から富岡に行くに従い、線量が上がり、帰宅困難地域周辺では2μ㏜/h近い数字を指しました。一方、宿泊したいわき市は富山とあまり変わらない線量です。詳しいことは書記次長がブログで報告してくれると思いますので、これくらいにとどめますが、この状態を放置している政府は何をしてるんだという思いと、市井の人々の支え合いの尊さを感じました。

さて、帰りのバスの中ではスマホで選挙速報を確認していました。一時は自民党が300議席越えか、とか、自民単独で2/3をしめる可能性も、とか言われていましたが、選挙後の各局・各紙の予想はそこまでは言っていません。とはいえ、与党で2/3を超えるのは間違いないところです。さて、どう元気を出していこうか。でも、福島の人たちの頑張っている姿を見てきた身としては、ここで落ち込んでいるわけにはいきません。しぶとくガンバロー!

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