こんにちは、TKDです。
ようやく風邪がよくなりつつあります。月曜に、血圧の薬を出してもらっている内科に行った際に風邪薬も出してもらったのですが、それが効いているようです。ただ、飲むと睡魔に襲われるのが問題です。今日は、薬を飲まずに過ごしました。寝る前に飲むのがいいのかな。
さて、富山高教組の情宣紙「富高教情報」に連載されているコラム「春夏秋冬」。楽しみにしておられる方もいらっしゃると思います。1月25日号では、『人間と教育』冬号からルポライターの北村年子さんの文章「『いい教師』でなく『幸せな教師』になろう」が引用されています。
「先生が幸せでニコニコしていなかったら、子どもにいいエネルギーをあげられない」「先生がマストの『しなくちゃ病』でがんじがらめになっていたら、ちっとも幸せではないじゃないですか」
私も含めて、多くの教員が噛みしめなくてはいけない言葉ではないでしょうか。新年号の委員長の巻頭言にある「ほっとけない病」も、一部の職場では話題になったそうです。でも、一番読んでもらいたい忙しい職場で、その忙しさ故に読まれることなく捨てられてしまいます。難しいですね。教員の仕事はもっと自由なはずです。やりたいことをできるはずです。もしそうなっていなかったら、思い切ってやりたいことをやってみませんか。やりたくないことを、「やらない」と言ってみませんか。もしかしたら、それで気持ちが少しすっきりするかもしれません。
ところで、愛読している月間のフォトジャーナリズム誌DAYS JAPANが好調です(販売ではなく、内容ですが)。一番大きな記事は「かえせふるさと飯舘村」。村民の約半数が東京電力相手に集団訴訟を起こしたことを報じています。続く記事は、93歳の報道写真家・福島菊次郎さんとアーサー・ビナードさんとの対談。さらに続けて、沖縄の知事選・衆議院選の結果を踏まえた「党派越えた『オール沖縄』」。どれも読み応え十分です。特に、飯舘村の人たちの悔しさ。自然と共に豊かな生活を食ってきた人々が、一瞬のうちにふるさとと生業を奪われ、コミュニティが破壊されてしまう。原発の恩恵を何ら受けてこなかった人々が、です。3月14~15日に行く高教組「福島へのたび」では、飯舘村から避難された方々の話も聴く予定にしています。何はともあれ、百聞は一見にしかず。この企画への、多くの方の参加をお待ちしています。なに? 仕事が? 仕事は逃げません。でも、こういう機会はなかなかありません。行きたいと思ったら、仕事を放り出していきましょう。それが「幸せな教師」になる道です。