書記長日記

福島に行ってきます

おはようございます、TKDです。

現在、14日の朝4時です。今日は福島旅行への出発の日です。それで、3時に目が覚めてから、二度寝したら寝坊すると思い、起きています。一昨日は地区集会があって、その後支部役員を中心にした懇親会がありました。で、そのままホテルに泊まり翌朝直接書記局に出勤。で、昨日は早めに帰らせてもらい、ゆっくり夕食をとって早めに寝ました。

さて、少し遅い情報ですが、9日にようやく「パワハラ防止マニュアル」「病休からの復職支援プログラム」が各校に発出されました。情報が遅くなったのは、県教委からの連絡が遅かったからです。県議会の最中で、なおかつ移動人事の真っ最中だから、抜けるのは仕方がないんですけどね。各校にマニュアル5冊とプログラム2冊、それに電子データも届いているはずです。案の段階から意見を言い続けてきて、県教委も一定の改善を行ってきました。まあ、妥協の産物ですが、職場では必要とされていたものです。有効医利用していきましょう。

12日の朝日新聞のオピニオン欄で、福島県の相馬高校放送部顧問の方のインタビュー記事が載っていました。この高校の放送部の生徒たちは3.11後、思いを出し合って演劇作品「今伝えたいこと(仮)」をつくり、各地で上演してきました。その時の生徒たちは卒業しましたが、顧問の渡辺さんは映像・音声の上映会を全国で行っているそうです。記事からは渡辺さんの生徒を見る目の確かさが伝わってきます。生徒の思いは伝わったか、という質問に渡辺さんは、この演劇の主題が『原発の恐ろしさ』ではないにもかかわらず、会場からの質問や発言が原発関連に偏ることがあることを指摘した上で、次のようなエピソードを紹介します。

上映会のあとの会場とのトークで、客席が沈黙したままになったことがありました。生徒の一人はあとで『しめしめと思った』と言ったんです。印象的だったので覚えています。『伝わった』と喜んでいました。

また、ネットで『偏っている』という書き込みを見たことについて触れたあと、生徒の成長について次のように語ります。

もちろん、福島の声といっても立場によっていろいろです。だから、生徒にとっては『自分たちの声は偏っているかもしれない』と自覚できるほうが成長ではないか。何かを背負っているのではなく。ある時、生徒の一人が『福島の一高校生の声として受け止めて下さい』と会場で語ったんです。成長したと思いました。

詳しくは、新聞で直接お読み下さい。それでは、その福島に高教組のなかまの皆さんと行ってきます。

 

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