こんにちは、TKDです。
昨日の夜10時半に福島から帰ってきました。予想以上にヘビーな2日間でした。どっぷり疲れていて、とても昨日は書き込めませんでした。担当の書記次長はもっともっと疲れていたと思います。ゆっくり休んでいただければいいのですが。福島で見聞きしたことは、書記次長がいつか(慌てなくていいですよ、ゆっくりまとめて下さい)ブログに書いてくれると思いますし、何しろ自分の頭の中で全然まとまっていないので、ここでは書きません。むしろ書きたいのは、その福島からの帰りの車中で読み終えた本のことです。3月7日の書き込みで、『放射線を浴びたX年後』という映画を見てきたことを書きましたが、その場で書籍版(講談社)を購入し、映画の監督で著者でもある伊東英明さんにサインをもらいました。映画もよかったのですが、本もよかったです。今年読んだ本の中では『日本はなぜ、「基地」と「原発」を止められないのか』と並ぶインパクトです。映画の内容を確認できるとともに、伊東さんがどうしてこの問題を追求し続けているか、またその中での苦悩なども描かれていることも、興味深いものでした。伊東さんは、もと幼稚園の教員という異色のテレビマンです。その伊東さんがなぜ太平洋での水爆実験による日本の船員の被曝という問題に関心を持ち、追い続けることになったのか。詳しくは、この本を読んで下さい。そうして、今福島で起こっていることと比べて下さい。この国が何も変わっていないことが見えてくるはずです。