書記長日記

藤の花

今日は5月1日。メーデーに参加した。

今年は、数年ぶりのメーデー日和となった。高教組からご参加の皆さんに感謝したい。

藤の花2書記局に戻ったのは正午ごろ。気持ちの良い昼である。ふと見ると、いたち川沿いに咲いた藤の花が風になびいている。いまの風は、「風光る」から「風薫る」に変わる頃らしいが、誠に佳い眺めである。

ところで、『枕草子』に次のような藤の花の記述がある。

「木の花は、濃きも薄きも紅梅。桜は、花びら大きに、葉の色濃きが、枝細くて咲きたる。藤の花は、しなひ長く、色濃く咲きたる、いとめでたし(口語訳:木の花は、色が濃くても薄くても、紅花がよい。桜は、大きな花びらで葉の色の濃いものが枝が細く咲いているのがよい。藤の花は、花房がしなやかに長く垂れ下がっていて、色濃く咲いているのがとても素晴らしい)」

藤の花が長く垂れ下がり、風になびくーいよいよ5月なのだ。この連休で大いに英気を養い、1学期中盤に臨みたい。

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