北陸新幹線が開通して早や2ケ月半が経過した。私は『富高教情報』5月25日号第1面の「専従の独り言」という欄に、次のような主旨の文を認めた。
「『県民悲願』の北陸新幹線に対して、『飛行機の早割が新幹線より安いから、県職員は首都圏方面の旅行では新幹線に乗るな』という通知が県から出た。我々は、新幹線建設のために給与を削減され続け、挙げ句の果てが『高いから乗るな』とはおかしい。新幹線は首都圏からの『お客さん』のためにのみあるのか。この問題に対する『県民の声』が聞きたい」。
去る5月24日(日)、私は高齢の女性の方々との私的な会合に出席した折りに、この問題を参加の皆さんに問うてみた。「県の通知は変だ」という声が多かった。
新幹線問題は、あいの風とやま鉄道問題とも絡んで、大きな問題である。その一つ一つの問題への対処が肝要だが、まずは、「飛行機を使って新幹線は使うな」問題に対する組合員の皆さんのご意見を聞きたい。「やっぱり、県民のお金での出張は安上がりにすべきだ」という声もあると思う。皆さんの声を集めて、さらに考えを深めることが出来たら嬉しい。