オルグが続いている。オルグでの分会員の皆さんからの発言に、学ぶところ、考えさせられるところが多い。それは、例えば以下のような発言だ。
★「海外に派遣された自衛隊員に自殺者が非常に多いと新聞は報じている。『教え子を再び戦場に送らない』という私たちの立場を再確認し、『海外派兵』問題を真剣に考えなくてはならない」
★「現在の貧困と格差の問題が、青年たちの中に『軍隊にでも入るしかない』という雰囲気を生み出している。貧困と格差問題の重要性を、執行部はしっかりと組合員に伝えなくてはならない」
★「18歳選挙権が実現しそうだ。そうなれば、ここで改めて、憲法遵守の精神が大切となる。当局に対して、『教職員はしっかりと憲法を守る義務がある』ということを、改めて学校現場に伝えさせなくてはならない」
★「組合員に対して執行部は『自分たち以外の、他の人々の事も考えよう』と伝え広めるとりくみを行って欲しい。福島や沖縄の問題は深刻だ。問題を共有できる土壌づくりが重要だ」
など。いずれも重要な問題であり、また、深く考えねばならない問題である。
オルグでは、このような様々な発言から、実に学ぶところが多い。執行部にとっても、オルグとは、正に、「学ぶ機会」であると痛感している。