昨6月13日(土)、原水爆禁止国民平和大行進・富山県コースが無事終了し、県境の倶利伽羅峠で石川県の人々に引き継いだ。6月4日(木)の朝日町役場から始まって10日目であった。
今年の行進では、滋賀県の西田さんが、富山から広島までを歩き通す「通し行進者」として参加している。この春に退職された西田さん、誠に立派である。
私も3日間参加した。「滑川市役所~富山市役所」、「高岡市役所~西高岡駅」、そして昨日の「小矢部市役所~倶利伽羅峠」のコースだ。宣伝カーの運転が苦手なので、全て歩きで参加したが、昨日の暑さはもの凄かった。フト周りを見ると、私よりも年配の方々が実に元気に歩き続けておられる。ここで若輩者の私が倒れるわけにもゆかず、倶利伽羅峠まで踏ん張った。
行進で考えることは、核兵器の愚かさだ。道具とは、使うためにこそある。しかし、核兵器とは「使ってはいけない道具」なのだ。何が「核抑止力」であるか。このような馬鹿げたモノを廃止できない人類は、実に大馬鹿者である。
一方、行進の愉しみは、見知らぬ町並みを歩くことや、初夏の空気を思い切り吸うことだ。休憩時に毎回頂く、コープの飲み物も誠に有り難い。
さて、大きな行事の一つが終了した。あとは、第131回の定期大会に向けて驀進するしかない。「祭の準備」は、いよいよ本番である。