書記長日記

長時間労働は「特例」で

夜の11時過ぎ。書記局で定期大会の特別決議文を書いている。中川書記次長がくれた「サントリー デカビタ」を飲んで、ホッと一息ついたところだ。

決議文には「長時間労働はイカン!」と書きながら、その自分が長時間労働に従事しているのとは何たる事か…。自分でも、この矛盾に苦笑するばかりだ。

だが、1年の間には、誰にでも「死ぬ気で勝負すべき」何日間かがあるだろう。学校でも、体育大会や学園祭などの前には、「特例」で下校を遅くする数日間がある。「祭の準備」もまた、この様な「非日常的」なものではないだろうか。

しかし、この帰宅の遅さは、あくまでも「特例」にしなくてはならぬ。これを「恒常化」すると、人生の大きな問題となるだろう。「誰にとっても、1日は24時間なのだ」とは、この私自身の口癖だ。働き過ぎが恒常化して、良いことなど何も無い事は身に沁みて知っている。この様な帰宅の遅さは、あくまでも、あと数日間の「特例」としなくてはならぬ。

さあ、中川君がくれた「サントリー デカビタ」の残りを飲んで、もう帰ろう。

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