やや疲れた水曜日の夕べである。
交渉も大詰めが近づいている。その他の事どももあり、ここのところ、チョイト忙しい感じだ。
しかし、楽しみがある。金曜日の高岡支部教研だ。以下に、概要を記す。
2015年度 富山高教組高岡支部教研
☆日時:11月20日(金)18:30~20:00
☆会場:高岡文化ホール 3階 第4会議室
☆講師:伊藤 益(いとう すすむ)さん
☆演題:「教育改悪と国立大学文系学部の現状」
◆講師からのメッセージ
政府文科省が現在推進する教育改革は、主要国立大学のグローバル化をめざすものであるが、グローバル化とは何かを具体的に示すものではなく、しかも、グローバル化に必要な運営費交付金を増額するどころか、大幅に減額している。その結果、各国立大学では文系学部の人員削減を余儀なくされている。このままでは主要国立大学の文系学部は、早晩たちゆかなることは明白である。この現状に鑑み、わたしたち国立大学文系学部教員は何をなすべきか、どのような理念を以て政府文科省と対峙すべきかを考えたい。
◆講師について
筑波大学大学院教授。専門は、倫理学・日本思想。1955年京都市生まれ。親鸞研究、万葉集研究などに大きな業績を積み上げている。一方で、現在の安倍「教育再生」に対して批判的な考察を続けている。また、高岡にゆかりのある大伴家持にも造詣が深い。御尊父は、万葉集研究の泰斗、故・伊藤博筑波大学教授。
という感じだ。
支部教研が終わった後は、高岡の街で講師と一杯やる予定。昔からの古い友人なのだ。
その時間を楽しみに、あと少し、踏ん張って進んで行こうか。