書記長日記

晩秋の古都を歩く

今週の水曜日・木曜日と休みを取って、古都・奈良を探訪した。その間に、高教組宣伝カーや護憲垂れ幕の被害について、委員長が新聞社の取材を受けていたとのこと。我ながら誠に呑気な休暇である。

水曜日は、「山辺の道」の天理市柳本にある長岳寺で三輪素麺を煮麺(にゅうめん)で食した。美味であった。このお寺には何匹も猫がいて、愛らしい。

紅葉の名所、談山神社も訪れた。予想外の大規模な境内に驚く。その後は、山越えで明日香村へ。石舞台古墳を訪れたのは40年振りか。今は綺麗に整備され、国営公園となっていた。年月の経過を実感する。

木曜日は雨。興福寺周辺を歩き3軒のお店を廻る。奈良の銘酒「春鹿」の蔵元も訪ねてみた。この酒は実に旨い。その後、幾つかの寺を廻ったが、唐招提寺がよかった。俗化されず、きりりとした佇まいを持つこの寺の境内で、和尚鑑真を偲ぶ。

やはり、晩秋の古都・奈良は佳い。心が洗われた思いだ。

明日からは、今度は仕事で東京行きだ。この旅で養った英気をもって会議に臨みたいものである。

 

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