書記長日記

詩吟教室の忘年会

世間では忘年会たけなわの候である。私が通う詩吟教室の忘年会が昨晩開催された。ただし、酒無しである。

現在、この教室に通う人々は12名。最高齢は87歳の方。私は下から2番目の「若さ」。正に高齢社会の縮図だ。

私が詩吟を始めたきっかけは、2012年夏に本県で開催された全校高等学校総合文化祭の吟詠剣詩舞部門を担当した事だった。上市町で開催されたこの大会を、我が上市高校が担当。私は、ゆきがかり上、「事務局長」役を担った。

「となれば、詩吟の業界用語くらいは知っておこうか」と思い立ち、2011年11月に我が町の詩吟教室に急遽入門した。あれからもう5年余が経過し、恥ずかしながら現在は5段を取っている。しかし、この世界の奥は極めて深く、まだまだ初心者の部類だ。

教室では、高齢の方々の吟の素晴らしさに魅了される日々だ。毎週の稽古日は憂鬱になるのだが、心を新たにして、新年の発表会に向けて励もうと思っている。

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