書記長日記

老いた?

今月は、里帰りしている娘の臨月である。私もジジイになる日が近い。

ジジイになると言えば、最近、我が身が老いてきた感を持つ時が多い。例えば、「あと20年後の自分はどうしているだろうか?」などと考える時間が増えた。また、随分と昔が懐かしく思い出される時も多くなった。

だが、もう既に教職を定年退職した身なれば、それも当然であろう。若い時期は未来や過去などには目を向けず、ただただ「この今」という現実を生きるのに精一杯だった。

書記局での仕事も、そう長くは続けることが出来ない。そろそろ「この後のこと」も考えねばならぬ。嬉しいような、淋しいような、やや複雑な心境だ。

現在の毎日は、それなりに仕事も多く、活気もある日々だ。やり甲斐も感じている。新年度の自分の新たな仕事の目標やビジョンも立てている。まずは、それを精一杯やって行こう。今を精一杯生きることなく、将来のことばかり憂いていても仕方がない。

老いたからといって、変にモノワカリが良くなるようなことは避けたい。組合的に生きるということは、「尖っている部分」をなくさないような生き方だと思う。但し、「変に尖った、意固地なジイサマ」にはならないように気をつけたいと思っている。さてさて、どうなることやら…。

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