書記長日記

紫の会

昨・日曜日、「紫の会」という女性の方々の会に招かれ、お話をしてきた。この会は、亡父が富山市立蜷川小学校に勤務していた時に、保護者の方々が作られた勉強会である。結成から、既に数十年が経過している。

「紫の会」の方々は、亡父を講師に、古典文学や音楽、絵画などの芸術論を学び続けてこられた。父が逝ってからは、私がその講師役を引き継いで、年に3回ほどお話を続けてきた。その内容は、教育論や社会論、文学論など。最近ではこの「書記長日記」を十数本引用して「随想」のような話もしている。会員の皆さんは高齢ではあるが、学びへの意欲はタダモノではない。

昨日は、この12月から1月までの「書記長日記」を12本引用して、「教育・働き方・旅・雪・詩吟」という5つのテーマでお話をした次第。私のクダラナイ話を、皆さんが熱心に聴いて下さるのが有り難い。

ポール・ラングランが生涯学習を唱えて既に久しく、全国各地でも生涯学習活動がなされているが、その中でも、この「紫の会」は誠に熱心で素晴らしい活動を続けている。本当に会員の皆さんに頭が下がる。古人曰く「教うるは学ぶの始め也」ー今後もこの会に参加して学びを深めたいと願っている。

 

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