高教組専従となって3年目。1日の多くの時間を会議、文書作成などに費やし、体を動かすことが本当に少なくなりました。奥さんからは「筋肉なくなったね」「このお腹、妊娠何ヶ月？」と言われる始末。健康診断でも「痩せてください」「計画的に運動をしてください」と言われても、「何とかしなきゃなぁ」という思いはあるものの、なかなか実行できずにいました。
ところが、5月に2回あった中央行動の際に、東京駅～国会前～ホテルまで歩いたのです。距離にしておよそ10ｋｍ。普段歩くことがないので、かなりヘトヘトになり、足も棒のようになりましたが、「心地よい疲れ」を感じました。そして、その日は質のいい睡眠をとることができました。それ以降、「歩きたい」「泥のように眠ることができるまで、歩き疲れたい」という思いが強くなり、ついにウォーキング（散歩）をするようになりました。
奥さんと2人で、夜の住宅街を声を潜めて歩いています。時折、「ここ、すごい家だね」「こんなところに、こんなお店ができたんだ」「鉄塔って、下から見上げると高いなぁ」と、新たな発見を楽しみながらの散歩です。「歩き疲れる」ほどではありませんが、「歩く」ことが、最近の密かな楽しみになっています。
