現在、11月の賃金確定交渉に向けての秋闘オルグを実施しています。今年で専従3年目ですが、「オルグは難しい」と反省の毎日です。忙しい中集まっていただいた分会員の方々に、終了後に「参加してよかった」と思っていただけるようなオルグが理想ですが、現実は「一方的な説明」で終わっているのが実状です。職場の声を聞くために行っているオルグが、これではダメだと日々勉強です。賃金をめぐる情勢は厳しいのは間違いないのですが、それでも「また、仕事頑張ろうかな」「少しこの先に希望が持てるな」と思ってもらえるような高教組としてのとりくみ、提起をしていかないと・・・と感じています。
オルグに伺うと分会独自に用意されたお菓子や飲み物をいただくことがあります。その場で食べるほどの余裕はありませんが、いただいたお菓子や飲み物は、大事に持ち帰って食べています。たまたま見ていた雑誌に紹介されていたお菓子がオルグで出されると、何とも不思議な感じがします。「パブロフの犬」のように、「雑誌でお菓子を見る」⇒「オルグでそのお菓子が出てくる」の条件付けが自分の中で出来上がってしまいそうで、自分でも「馬鹿だなぁ」と思いながら・・・、そんなくだらないことを考えながら車を運転している自分がいます。
オルグはようやく3分の1が終わったところです。この先、当分はオルグが続きます。できるだけ職場の声を聞くことを心掛けながら、オルグをしていきたいと思います。