書記長日記

雨の七夕

今日は7月7日。七夕の日です。1年に1度、牽牛と織姫が合う日とされていますが、全国的に記録的な豪雨では、残念ですが来年に期待するしかありません。今、12:40です。現在も「特別警報」が発表されているのは、京都府・兵庫県・鳥取県・岡山県ですが、河川洪水で氾濫が起きているところもあります。土砂災害の危険もありますが、とにかくこれ以上、犠牲者が出ないよう望んでいます。

七夕と言えば、自分が保育園に通っていた頃、願いごとを書いた色とりどりの短冊や飾りを笹の葉につるし、星にお祈りをした記憶があります。多分今も残っているのでしょうが…。あの頃、自分は何を願っていたのか、まったく覚えていません。が、卒園するときの将来の夢は「ピンポンパンのお兄さん」になることだったことはよく覚えています。毎回番組の最後に、出演した子どもたちが自分の好きなおもちゃを選び、持ち帰ることができるのを見て、「お兄さんになったら、毎日ほしいおもちゃがもらえるのでは…」と思っていたからです。今から考えると、「ピンポンパン」に出演していたのは、お兄さんばかりでなく、しんぺいちゃん、カータン(河童のようなキャラクター)、お姉さんもいたわけですが、当時の自分は「お姉さんにはなれないし、カータンは人間じゃないし、しんぺいちゃんはおじいちゃん(当時の感覚はそうでした)だし…」ということで、お兄さんになりたかったのだと思います。ピンポンパンのお兄さんにはなれませんでしたが、「子どもたちを前にして仕事をしている」点では、夢が叶ったとも言えます。今の自分の境遇はちょっと違いますが…。さて、今の自分なら短冊に何の願い事を書くかな?「教職員の賃金改善」や「長時間勤務の縮減」、「多忙の解消」といったところでしょうか。何だかあまりにも現実的で…、「『教員になることが夢』といった子どもたちが増えてくれますように」、これならちょっといい感じかな。「夢はみるものではなく、叶えるもの」の精神で頑張ります。

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