書記長日記

誕生…そして親バカ発揮

9月26日15:30に、新しい家族が増えました。身長49cm、体重2863グラムの女の子でした。職場に無理を言って、嫁さんの陣痛から出産までを立ち会うために3日ほど休みを取らせていただきました。その間、執行委員会や評議員会もあったのですが、わがままを聞いてもらえました。やはり組合はやさしいと実感しました。

さて、嫁さんは高齢出産のため陣痛が弱く、促進剤を使っての出産となりました。陣痛が始まったのは、9月24日の20:00頃。それから嫁さんにとって長い痛みとのたたかいが始まりました。9月25日2:00頃に陣痛が5分間隔になったので、かかりつけの産婦人科へ。そしてそのまま入院。陣痛が始まると一緒に「ふー、ヒー。ふーヒ」と呼吸を合わせて痛みを和らげていましたが、そこから陣痛の間隔が短くならず、小康状態。結局、9月26日の9:30に促進剤を打つことに。それから11:00に娩室に入り、4時間30分後の15:30に赤ちゃんが生まれました。最後は、吸引しての出産でした。

赤ちゃんが生まれる前、夫婦で「たぶん、両親が両親だから可愛い赤ちゃんではないだろう」と話していましたが、自分が思ったほどブサイクでもなく、意外と髪の毛がふさふさで、目鼻立ちもはっきりしていて「可愛い」赤ちゃんでした(この辺が親バカなのでしょうが)。もっとお猿さんのような感じで生まれてくると思い、「可愛い」って思えるのだろうかと心配していましたが、ちゃんと「可愛い」と思えました。小さい手の平を見ると、しっかりとしわができていて、思わず「この娘の結婚線はどうなのか」と見てしまいました。ちょっとよく分かりませんでしたが…。両親ともに結婚が遅かったので心配です(この辺も親バカなのでしょうが)。

毎日、病院へわが娘を見に行くのが楽しみになりました。おむつも替えてみました。最初は「胎便」で真っ黒なうんちでしたが、今は少し緑がかった色のうんちです。おむつを替えようと足を持ち上げた瞬間に、うんちを出すタイミングの良さ。この娘は「間がいい」と笑ってしましました。まだ、視力はないのでしょうが、目を開けてこちらを見ている感じがします。「パパですよ」とつい言葉が出てきます。「目の中に入れても痛くない」という感覚ってこういうことなのかと実感しています。

嫁さんは高齢出産のため、出産時の負担、赤ちゃんの世話で大変です。自分は病院に半日一緒にいるだけでも、クタクタです。味わったことのない疲れですが、それが嬉しくもあります。ただ、思ったほどあまり泣かず、おとなしい感じです。泣かなければ泣かないで心配ですが、泣いたら泣いたで世話が大変です。今は、授乳を学習しているところですが、直乳ではあまり飲まず、搾乳したものを飲んでいる状態です。赤ちゃんはよく寝ますが、時々すごいしかめっ面をすることがあります。そんなときは、「何かに似ているなぁ」「そうか、土偶の顔に似ている」と思いながら見ています。逆に、寝ているときに笑っているような顔をすることもあります。赤ちゃんも夢を見るのでしょうか。嫁さんと「ブドウ」の話をしていたら笑ったので、きっとブドウが好きになるのだろうと勝手に解釈しています。

とまぁ、こんな感じです。こういった個人的なことは全世界に公表することなのか、と自問自答をしてみましたが、「まっ、いっか」としました。今後は、「書記長日記」の体ではなく、「赤ちゃん日記」になっていくような気がしないでもないですが…。一つだけ。生まれてきたこの娘が「平和の中で成長していってほしい」「戦争に巻き込ませたくない」という思いは、ふつふつと湧き上がりました。この娘のためにも「改憲はさせてはいけない」「改憲阻止にガンバロウ」と思いました。

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