7月4日の北日本新聞に「新時代若者の1票を」(p319の見出しがついた記事がありました。北日本新聞社が街頭で10~20代の有権者100人にアンケートを行った結果、「投票に行かない」と回答したのは37人で、「行く」の28人を上回ったということです。「行かない」理由は「政治は自分に関係ない」「幸せなので現状に不満がない」とのこと。内心、寂しいなぁと思う反面、今の若い人にもっと政治に関心をもってもらうためにはどうすればいいのか…と考えてみるものの、何か妙案があるわけでもなく何となくモヤモヤした気持ちになります。
一方、7月2日の「内外教育」に「自分好きな子は勉強熱心?」という記事が載っていました。長野県松本市が市内の小中高特の児童生徒にアンケートを実施した結果、「自分が好きな子は勉強熱心で地元愛が高い一方、好きでない子はスマートフォンに興味が高い」傾向があると書かれていました。さらに、自己肯定感の高い子は、自分の意見、考えを周囲に聞いてもらっていると感じている回答が多かったようです。「学校で先生に自分の考え、意見を聞いてもらっているか」の質問に、自己肯定感の高い子は58.3%、高くない子は22.5%が「そう思う」と回答しているようです。
自分の中では、この上記2つのことを結びつけて考えています。今、職場は多忙ですが、子どもたちの意見や思いをしっかりと聞いて対応することが、子どもたちの自己肯定感を高め、それが選挙の投票率にも反映するのではないか…そんな仮説を考えています。子どもたちが自分の思いを表現し周囲が何らかの対応をとる。その積み重ねが「1票」の投票に結びつくのではないか…、そんなことを漠然と考えています。今の自分のポジションであれば、組合員の一人ひとりの思いをしっかりと聞いて対応することになるのだと思いますが…、言うは易し。これがなかなか難しい。でも、そういう思いは持ち続けたいと思います。
さて、我が娘は最近つかまり立ちをするようになりました。夕方から夜にかけてぐずるようになり、対応が大変です。自分なりに対応していますが、これで自己肯定感の高い子に育つのか?…そんな疑問、迷いながら育児をしています。1日付きっ切りの嫁さんはさらに大変なのでしょうが…。もうじき保育園への入園手続きを行います。