書記長日記

10%の余力をもとう

こんにちは、TKDです。

今日は執行委員会を抜け出し、県内の西の方になる学校へオルグに行きました。あいにく、日程を決めた後に会議が一つ入り、さらに国公立の出願で3学年が忙しかったこともあって、6人の方しか来られませんでしたが、かえって少人数でいろいろなことについて話ができました。

新たな事業に手を上げているということで、仕事を減らすどころか、ますます仕事が増えますね、と話している中で、私からは「多くの先生方が生徒のために100%の力を出して仕事をしておられますが、80~90%にとどめて、余力を持ちましょう。そうすれば、困っている同僚を助けたり、苦しんでいる同僚の話を聞いてあげたりもできます」という話をしました。

これは、生徒のためにどんどん仕事を増やしている教職員に、どうしたら自らの仕事を減らす方向での見直しをしてもらえるかと考える中で、まとまってきたフレーズです。ただ自分が楽をするためという理由では仕事を減らせない(本当は十分な理由だと思うのですが)という教職員も、仕事を減らし余力を持つことが誰かのためになると思えば、考えやすくなるのではないかと思うのです。困っている同僚、苦しんでいる同僚を例に挙げましたが、余力を持つことで、家族や友人、もっと目を広げて地域、さらに社会の中の様々な問題など、力になれる相手はいろいろ考えられます。そして、余力を持った人がたくさんいる職場というのは、風通しのいい職場ではないかと思うのです。この後、いろいろな場所で「10%の余力を持とう」と言っていこうと思います。

ただ、オルグの最後に言われました。「執行部の人も長時間働いているんじゃないですか」と。すかさず分会長さんも「FAXを見たら夜の11時に着信になっていた」、別の方も「夜、建物の前を通ると、いつも電気がついている」と。はい、なかなか有言実行とはいきません。(でも、今日はオルグの後まっすぐに帰宅しましたよ)。お忙しい中で、私たち専従役員のことも気遣ってくださる優しさに触れることができ、ありがたい思いで、帰路につきました。

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