書記長日記

卒業式

こんにちは、TKDです。

今日は在籍校の卒業式でした。専従になる前に担任をして生徒たち5人も卒業しました。これで私が知っている生徒は2人になってしまいました。俺が戻るまで卒業するなよ、なんて言ったらダメですね。

私が籍を置いている夜間単位制は卒業式の後に、職員室で卒業生が一人ずつ挨拶をします。今年は新校舎ということでこれまでと違い、食堂に集まっての挨拶でした。久しぶりに卒業式の涙を見ました。いつもかっこつけてる男子生徒が涙を流して挨拶をしているのを見て、ああ良かったな、と思いました。

教職員席が3列になっていて、私は真ん中の列に座ったのですが、前に誰も座らず、やむをえず「国歌斉唱」の時も座らずに起立したまま口をつぐんでいました。前に人が立っていて目立たないときは座るんですけどね。

卒業式自体は長すぎました。いや、卒業式はいつもどおりなのですが、その後に卒業生の表彰式と同窓会入会式があったのです。卒業生入場から退場まで1時間半というのは長いでよね。寒かったです。ただ、同窓会の会長さんのお話は今回も良かったです。行事の時など年に数回しか学校には来られないと思うのですが、生徒たちを見る目がとても温かく、その温かいまなざしそのままの、心のこもった言葉を語られました。校長の式辞よりはるかに良かった、と言うのは蛇足ですね。すみません。

卒業式については、1年前の富高教情報のコラムでも述べたとおり、もっと形を変えてほしい、少なくとも卒業生の答辞は校長を向いてではなく、全員の方を向いてスピーチしてほしい、という希望があります。総代の背中を見ながら答辞を聴くというのは、やはり違和感があります。そうじゃない形式にしている高校があったら、ぜひ教えてください。

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