こんにちは、TKDです。
靖国神社とジブリの森に行った日の晩は、東京の小学校に勤めている卒業生に会って飲みました。公立小学校に勤めていたのですが、成蹊小学校の募集に応じたら2回目に合格したそうです。
夜6時30分に待ち合わせたのですが、学年末の時期なので成績評価に大変だろうと思っていたら、3年生までは評価をしないとのこと。だから余裕があるそうです。世の公立小学校教員が聞いたら、怒るかもしれません。
年末年始は20日間近く海外旅行に行ってきたそうです。しかも、ヨーロッパからタイへ。賃金が上がり、時間的余裕ができたので、長期休業の期間は旅行や研修に出かけているようです。というより、そうしないと(教員としての見聞を広め、深めないと)いけないと考えるようになったそうです。
今、多くの教職員が多忙の中で目の前の仕事に追われているのとは対照的です。教員に経済的・時間的余裕を与えれば、力量を高める。一番の資質向上策ですよね。それなのに、逆に賃金を削り、多忙を強め、資質を向上せよと言っている。矛盾です。
成蹊は安倍首相が幼稚園から大学までいたところです。もう一度母校の小学校を訪ね、教育理念に触れてきたらどうでしょうか。競争や管理とは逆の教育を行っています。でも、そこで落ちこぼれたから、競争や管理が大事だと思っているのかな。ただし、首相は受験を経験せずに大学まで行っているので、競争に揉まれていませんが。