こんにちは、TKDです。
今日は午前中にフォルツァ総曲輪で『少女は自転車に乗って』という映画を見てきました。全教が出す教育誌「クレスコ」の1月号で海南友子さんが推薦していたので楽しみにしていたのです。
期待に違わずいい映画でした。サウジアラビアという映画館の無い国で、女性監督がつくった映画です。イスラムの戒律に基づいた因習の中で、そこから飛び立とうとする少女と、因習の中に生きる母親との葛藤、そして2人の愛情が描かれ、感動しました。
クレスコの海南さんの文章の一部を紹介します。
日本でもかつてはさまざまな因習が女性を苦しめてきたけれど、今作で描かれている“自転車”は“映画館で映画を見る権利”であり“女性が1人で外出する権利”であり、“表現の自由”ひいては“民主主義”なのであろう。映画という表現を通じて社会と闘う女性監督。凛として美しいその姿が画面からあふれてくるようだ。
残念ながらフォルツァでの上映は今週金曜まで。早くに紹介できず、すみません。機会があったらぜひご覧ください。